
夏の最終列車
maXino歌詞 / Lyrics
八月の終わりのホームで 汗ばんだ手が触れたまま 行き先を聞かなかったのは 終わりを知っていたから セミの声が遠ざかって 夕焼けが赤すぎて 何も言えなくなった私の隣で あなたも黙っていた このまま乗らないでって 言えたらよかったのに 夏の最終列車が プラットホームを離れていく 追いかけるほど子供じゃないけど 走り出したくて足が震えた ドアが閉まる一秒前 あなたの顔が遠くなって また来年って笑ったけど 来年の夏は来るのかな 改札を出たら一人で 商店街を歩いた 風鈴の音が通り過ぎて 夏が終わったと気づいた アイスを買って溶かしながら ぼんやり空を見ていたら 飛行機雲が二本になって また一本になっていった 終わりは突然じゃなくて ずっと前から来てたんだ 夏の最終列車が もう見えなくなったホームに ひとり立ってたら泣けてきた それが答えだったのかな 次の電車が来るまでの 五分間だけ泣いてもいい それが終わったら帰ろう 夏の続きを生きるために 好きだったよ、って言えばよかった 夏が来るたびに思い出す それでいい、それでいいんだ 好きだったことは本当だから 次の夏に誰かを好きになれたら あなたのことを思い出しながら もう少し素直になれるかな あの夏に教えてもらったから 九月の朝は少し涼しくて 街が少し変わっていた 同じ場所なのに違う景色 季節ってそういうものだな 去年の夏も終わったけど 今年の夏も終わったけど 来年の夏はまた違う それだけはわかってる 夏の最終列車は もうどこかに着いたころ 私はここで次の季節に ちゃんと乗っていけるから あの夏の切符は捨てないで どこかにしまっておこう また会える日が来るかどうか それは神様だけが知ってる
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